皆さま、こんにちは!「ヤナセの中の人」です。
いよいよゴールデンウィークですね!皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
私はといいますと、この連休は完全オフモード。
愛猫と一日中ゴロゴロ戯れたり、たまに思い立って買い物に出かけたりと、のんびり気ままな休日を大満喫しております(笑)
さて、そんな穏やかな連休中ではありますが、皆さまが今年の夏を「涼しい顔」で迎えるために、エアコン屋として今このタイミングでどうしてもお伝えしておきたいことがあるんです。
なぜこの時期の試運転が大切なの?
想像してみてください。

「今日からいよいよ本格的に暑くなってきたな。よし、エアコンをつけよう!スイッチオン!」
……ところが、待てど暮らせど部屋が冷えない。
「あれ?故障?どうしよう!」と慌てて私たちのようなエアコン屋に電話をする。
残念ながら、その時にはもう「手遅れ」かもしれません。
というのも、夏本番のエアコン屋は超・超・繁忙期!修理や買い替えの依頼をいただいても、すぐにお伺いすることが本当に難しいんです。「修理に来てもらえるのが2週間後……」なんてことも、この業界では珍しくありません。
「長野県は涼しいから大丈夫でしょ?」と思われるかもしれませんが、実はそんなことはないんです。長野市や松本市、ここ塩尻市などは盆地のため、夏場は普通に30度を超えてきます。
そんな猛暑の中でエアコンがない部屋にいるのは、まさに地獄。最悪の場合、家の中で熱中症になってしまう危険だってあります。
大切なお家族やご自身がそんな目に遭わないために。
まだ涼しい今のうちに、エアコンの「試運転」をして夏本番を万全の体制で迎えましょう!
エアコン試運転の具体的な手順とチェックポイント
「さあ、スイッチオン!」のその前に。
試運転前にまずはここをチェック

試運転を始める前に、まずは以下のポイントを確認してください。
これだけで「故障かと思ったら実は……」という勘違いを防げますよ!
- 電源プラグがコンセントにしっかり刺さっているか
「そんなの当たり前じゃない」と思うかもしれませんが、冬の間、節電のために抜いている方も多いはず。また、半差し状態だとホコリが溜まってトラッキング現象(発火)の原因にもなりかねません。根元までグッと刺さっているか、ホコリが被っていないか確認しましょう。
- リモコンの電池は切れていないか、液晶はついているか
いざ使おうとしたらリモコンが反応しない……これもよくあるお話です。電池の液漏れがないかチェックし、もし液晶が薄くなっていたら新しい電池に交換しておきましょう。
- 室内機と室外機の周りに障害物がないか
室内機の吸い込み口や吹き出し口をカーテンや家具が塞いでいませんか?
室外機の周りに物を置いていませんか?
特に室外機は「熱を逃がす」のが仕事なので、周りに物があると熱がこもってしまい、冷えが悪くなるだけでなく、最悪の場合は安全装置が働いて停止したり、故障の原因になったりします。前後左右にスペースをしっかり確保してくださいね。
試運転をするにはどうすればいいの?

「とりあえずスイッチを入れるだけ」では、不具合を見逃してしまう可能性があります。
準備が整ったら、以下の設定で、実際にエアコンを動かしてみましょう。
- 運転モードは「冷房」を選択!
「自動」や「送風」ではなく、必ず「冷房」に設定してください。
- 設定温度を「最低温度(16〜18℃)」に設定する
これ、実はすごく重要なんです!
あえて最低温度に設定することで、エアコンの心臓部である「コンプレッサー」を強制的にフル回転させます。これによって、夏本番のような高い負荷がかかっても正常に動くかどうかを確認できるんです。 - 風量を「最大」にして、10分〜30分程度動かす
まずは10分ほど動かして様子を見ましょう。冷たい風が出てきたら、そのまま合計で30分程度運転を続けてください。
30分動かすのには理由があります。しばらく動かし続けることで、時間が経たないと分からない不具合をあぶり出せるからなんです。
運転中は何を確認すればいいの?
エアコンを運転させたら、そのまま放置せずに以下の「5つのポイント」を必ずチェックしてください。早い段階で違和感に気づくことが、故障の早期発見につながります。
- 冷風がしっかり出ているか
運転開始から10分ほど経った頃に、吹き出し口の風を確認してください。しっかりと「冷たい」と感じる風が出ていますか?
もし、いつまでも「ただの送風」のようなぬるい風しか出ない場合は、冷媒ガスの漏れなどのトラブルが発生している可能性があります。 - 異臭がしないか(カビや雑菌のチェック)
使い始めに「酸っぱいニオイ」や「カビ臭さ」はしませんか?冬の間に内部で繁殖したカビや雑菌が、風と一緒に吹き出しているサインです。
そのまま使い続けると、アレルギーや体調不良の原因にもなりかねませんので注意が必要です。 - 室内機から水漏れがないか(ドレンホースの確認)
30分間動かす最大の理由はここにあります。
エアコン内部で発生した結露水が、外のドレンホースから正しく排出されているかを確認してください。
もしホースが詰まっていると、行き場をなくした水が室内機から溢れ出し、壁や家財を濡らしてしまう恐れがあります。 - 異常な音(室内機・室外機)がしていないか
室内機から「ガタガタ」「キュルキュル」あるいは室外機から聞き慣れない大きな振動音がしていませんか?
ベアリングの摩耗やコンプレッサーの不調など、深刻な故障の前触れであるケースが多いです。 - 本体の表示ランプに異常はないか
エアコン本体のランプなどが点滅していたり、いつもと違う色で点灯している場合、それはエアコンからの「メッセージ」です。現在のエアコンの状態や、不具合の場所などを知らせています。
もしいつもと違う点滅や点灯を確認したら取扱説明書を確認し、エラーメッセージだった場合は無理に運転を続けず、一度停止させて様子を見ましょう。
もし不具合があった場合はどうすればいいの?
試運転の結果、「冷えが悪い」「異音がする」「ランプが点滅している」といった不具合が見つかったら、そのまま放置せず、夏本番を迎える前に、早めに専門業者へ相談を!
「もう少し様子を見よう」と先送りにするのはおすすめできません。
前述の通り、暑くなってからでは修理業者の予約が取れず、数週間もエアコンなしの生活を強いられることになります。
すぐにメーカーのサポート窓口や専門の修理業者へ連絡し、点検・修理を依頼しましょう。
もちろん、私たちヤナセコーポレーションでも、エアコンの点検・修理、そしてお買い替えのご相談を承っています。
「故障かどうか自分では判断できない」「古い機種なので買い替えた方が安いかも?」といった些細な疑問でも構いません。
地元の空調専門業者として、皆さまの状況に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
さらに試運転前に行うとより安心なメンテナンス

試運転とあわせて、ぜひ行っていただきたいのが「エアコンのメンテナンス」です。
本格的に使い始める前に少し手を加えるだけで、冷房の効きが良くなるだけでなく、電気代の節約にもつながります。
- フィルターの清掃
エアコンの効きが悪くなる最大の原因は、フィルターの目詰まりです。ホコリを取り除くだけで、運転効率が格段にアップします。
- 室外機の周辺環境の整理
室外機の周りに物を置かないようにするだけでも、故障のリスクを大幅に減らすことができます。
「具体的にどうやって掃除すればいいの?」「自分でやるのは壊しそうで怖い……」など、効率的なフィルター掃除のコツや、エアコン屋が教えるメンテナンス方法については、今後のブログで紹介します!
「まだ早いかな?」と思うこの時期のひと手間が、夏本番の快適さと安心を大きく左右します。ぜひ今週末にでも、ご家族でエアコンの「健康診断」をしてあげてくださいね。
もちろん中の人も、我が家のエアコンをしっかり試運転して、不具合がないか確認しておこうと思います!
皆様もぜひ、私と一緒に「5月の試運転」を済ませて、誰もが笑顔で過ごせる快適な夏を迎えましょう!
ヤナセコーポレーションでは、これからもエアコンにまつわるお役立ち情報や、地元・長野県の魅力などを発信していきます。
それでは、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください!

