10月に入り、朝晩を中心にすっかり秋らしい涼しさが感じられるようになりましたね。
今年の夏も大活躍してくれたエアコンですが、「もう使わないから電源を切ってそのままにしておこう」と思っていませんか?
皆さま、こんにちは!「ヤナセの中の人」です。
実は、夏のフル稼働が終わったこの時期の「ちょっとした油断や間違ったお手入れ」が、エアコンの寿命をガクッと縮めたり、来年の故障や電気代の高騰を招く原因になってしまうのです。
私たちヤナセコーポレーションでは、エアコンの取付・取り外し作業やクリーニングなど、年間を通じて数多くのエアコン施工をお手入れや修理も含めて誠実に行っております。
今回は現場のプロの視点から、「秋のこの時期にやってはいけないNG行為3選」と、「今すぐできる正しいお手入れ術」を詳しく解説いたします!
エアコンの寿命を縮めるNG行為3選

その1. 最後に冷房を使ったその日、そのまま止めて放置する
10月に入ると、「今日を最後に、しばらく冷房は使わないな」という日が出てきますよね。 その、最後に冷房運転をした直後のエアコン内部は、冷房による結露で水滴がつき、びしょびしょに濡れている状態です。
これを乾かさずにそのまま電源を切って放置してしまうと、残った湿気と夏に溜まった微細な汚れをエサにして、カビや雑菌が指数関数的に大繁殖してしまいます。これが、来年の使い始めに発生する「嫌な生乾き臭」やトラブルの最大の原因になります。
【正しいケア】
晴れた日に「送風」または「内部クリーン(内部乾燥)」運転を半日(4〜6時間以上)行い、内部の水分を完全に蒸発させます。 もし送風モードがなければ、設定温度を一番高く(30℃など)した「暖房」で1時間ほど運転しても効果的です。エアコン内部を奥までカラッカラに乾かすことで、カビの繁殖を強力に防ぐことができます。
その2. フィルターとダストボックスを来年まで触らない
「フィルター掃除は面倒だから、来年の夏前でいいや」と後回しにするのも非常に危険です。
フィルターにホコリや油汚れが詰まったまま放置すると、空気の循環が悪くなってカビが生えやすくなるだけでなく、エアコンの冷暖房能力が大幅に低下します。
冷暖房能力が落ちると、お部屋を設定温度まで冷やそう(温めよう)として、エアコンが消費電力の大きい「アクセルベタ踏み状態」の運転を通常より長く続けてしまいます。その結果、冷えや温まりが悪くなるだけでなく、電気代が2倍・3倍に跳ね上がるという大きなデメリットが生じてしまうのです。
【正しいケア】
自動お掃除機能(フィルター掃除ロボ)が付いているエアコンをお使いの場合でも安心はできません。 自動お掃除ロボが回収してくれるのは表面のホコリだけで、キッチンの油汚れやタバコのヤニ汚れなどは取れません。ダストボックスに溜まったホコリを捨ててキレイに洗い、フィルター自体も取り外してしっかり水洗いしておきましょう。
その3. 市販の洗浄スプレーをかけるのは絶対NG
ホームセンターなどで販売されている市販の「エアコン洗浄スプレー」 「プロに頼む前にお手軽に掃除しよう」と使いたくなりますが、実はこれが最も故障やトラブルを引き起こしやすいNG行為です。
市販のスプレー(1本420ml程度)の水量では、内部の頑固な汚れやカビを根本から洗い流すことはできません。 中途半端に浮き出た汚れや薬剤がエアコン内部の排水受け皿(ドレンパン)に溜まり、ゼリー状の「ドレンスライム」と呼ばれる詰まりの原因を作ってしまいます。
このスライムが排水ホースを塞いでしまうことで、来年の夏に「エアコンから部屋の中に水がポタポタ漏れてくる」という水漏れトラブルを引き起こしてしまうのです。

プロが教える!秋のうちにやっておくべきプラスαのケア
室外機の周りをチェック!雑草や障害物を取り除く
エアコンのお手入れというと室内機ばかりに目が向きがちですが、実は「室外機」も同じくらい重要です。
夏の間にお庭やベランダの雑草、蔦(ツタ)が伸びて室外機に絡まっていませんか? また、室外機のすぐ近くに物や荷物を積み上げていませんか?
室外機周辺の通気が悪くなると、熱の交換がうまくいかなくなり、エアコン全体の効率が著しく低下してしまいます。秋のこの時期に、室外機周辺の掃除や雑草抜きを行い、風通しを良くしておきましょう。
吹き出し口に黒い斑点が見えたらプロの掃除のサイン
エアコンを下から覗き込んだとき、風が出てくる「吹き出し口」の羽(ルーバー)付近に黒いポツポツとした斑点が見える場合は、内部までカビが広がっている可能性が高いです。
ここまでカビが繁殖してしまうと、ご家庭での手出しは難しいため、専門業者による「プロの分解高圧洗浄クリーニング」を検討されるのがおすすめです。
実は、夏が終わった今の時期(秋口)や、年末前の「12月の閑散期」は、プロのクリーニングの予約が取りやすく、じっくり時間をかけて対応してもらえる穴場シーズンでもあります。

冷房のフル稼働が終わった10月は、1年間頑張ってくれたエアコンを労わり、来年に向けて整えてあげる絶好のタイミングです。
- 冷房最後の日は、暖房(送風)運転で内部をカラカラに乾かす
- フィルターとダストボックスを外して水洗いする
- 市販の洗浄スプレーは絶対に使わない
この3つのポイントを意識して、ぜひご自宅のエアコンをチェックしてみてくださいね。
私たちヤナセコーポレーションならびに「便利ヤナセ」は、長野の皆さまが年中快適に過ごせるよう、お住まいのお困りごとに誠心誠意対応しております。エアコンの取り付けや取り外し、メンテナンスでお悩みの際は、いつでもお気軽にご相談ください!
次回の更新も、どうぞお楽しみに!

